車高調の新調

	オーリンズの車高調整式ショックアブソーバーをほぼ一万㎞ぐらいから使い始めて三万㎞ほどになるが、この間、二度のオーバーホールをしている。　またカタカタ音がし始めた。　やっぱりピロボールを使うものはこの程度の持ちなのかなぁ。
	思い切って新調。オーリンズFLAG-L 注文してから約１０日で到着。前後のショックとスプリング、それにピロアッパーの４箇の梱包で届いた。手前にあるのは底付き対策用のフロントドラシャ。この車高調は標準で40㎜車高ダウンだそうで、この数値では間違いなくフロントドライブシャフトの底付きが発生しそう。今頃取り替えるとは思わなかった。
	リヤ用を標準仕様で組んでみました。これで標準の-36㎜になるらしいが、仮組みの結果７５㎜も下がることに、この標準ってオーリンズの普通の車高調のことなのかも知れませんねぇ、ってそんなことはない。んじゃぁ、皆さんのノーマルの車高、低過ぎ。伸び側と縮側の両方に調整ができるってのが私に意味のあることなのか、はっきり言って、宝の持ち腐れって感じ。それにしても軽い。普通のオーリンズの７０％ぐらい？アルミダイキャストだもんね。
	フロント用を標準仕様で組んだ図。これは-40㎜になるらしいが、仮組みしてみたら-55㎜程になったので約15㎜上げて組むことに。まぁ、説明書にも参考値であり取附車両の装備にもよるって書いてあるけど、私が乗った時とそうでない時で、５㎜違わないのになぁ。こちらは標準的なオーリンズのとほぼ同じくらいの重さかなぁ。上の部分、ピロアッパーの仕組みがちょっと複雑になったていうか、直巻スプリングの転舵の時のスプリングとシートの摩擦を解消するように作られているのが売り。これが私の買いの部分です。

	恒例でありますが、ハブベアリングが逝かれてます。多分エボの持病でしょうね。ハブベアリングを外した図結構固着していて、CRCを噴きつつハンマーで叩いて抜く。五年の歳月が感じられるなぁ。
	新しいドライブシャフトを挿入した図。抜く時はバールでこじって、はめる時はプラハンマーで叩いて．．．.。かなり、えいやーって感じですね。
	ハブベアリングの使用前、使用後この前に取り替えた時もグリスをたっぷり塗ってあげたのにやっぱり錆び錆です。それにしても以前の倍の１２，８００円になっていた。三菱は古い車（まだ５年なのにね）の部品はやたらに値上げする傾向にあるってのは昔から変わっていない(・_・)
	短い方のが助手席側。対策品と長さの違いは判りませんでした。多分ジョイントのゴムブーツをばらして見ないと判らないのでしょう。助手席側だけしか変えてない人もいるらしいからねぇ。短いほうが縮むキャパが少ないのか？長くても短くても一本４８，０００円也。
	一般的には左コーナリングで最初にガリガリ言い始めますね。長い方が運転席側。これは対策品と長さが違います。
	でも、せいぜい５～７ミリ位の差しかない。こんな程度なんでしょうねぇ、なんかよく解りません。取り外した元のドラシャは某同居人の社長が競技車両用スペアとして使ってくれるとのこと。ダートラじゃ、こんな長さの違いは問題外だそうな。どっちにしてもガリガリ鳴くらしいし、捩れて破断が常識らしい、トホホ。
	フロント装着完了の図。タンクは見えませんね、奥ゆかしくて宜しい。
	リヤ装着完了の図。やけに足だけ光るなぁ、違和感。
	フロントのタイヤアーチ GLからフェンダー下端まで６６０ミリ純正から４０ミリダウン。ってことは以前のオーリンズに比べ１０ミリダウン。
	以前のオーリンズの高さ
	純正の高さ
	リヤのタイヤアーチ GLからフェンダー下端まで６４０ミリ純正から６０ミリダウン。ってことは以前のオーリンズに比べ１５ミリダウン。
	以前のオーリンズの高さ
	純正の高さ
	フロントピロアッパー以前のオーリンズより厚い。伸び側の調整用の六角レンチが付属。調整時のみ差し込む。
	リヤピロアッパーこれも以前のものより厚い。
	最低地上高はこんな感じ。推奨値ではこのクスコのロアーアームバーVer.1は取附不可。８０ミリを切ります。
	で、今の仕様でどの位の高さかと計ってみました。メジャーを１００ミリにセットしてロアーアームバーを通そうと試みましたが、わずかに通りません。

連休を挟んだので約二週間エボが走れない状態でしたが、ようやく完成。
まずは、アラインメントを調整。

さて、早速インプレッション。
縮側１０段戻し（丁度まん中）。伸び側７段戻し（基本セッティング）でのものです。
以前のバネがFront１０㎏、Rear８㎏だったものが１２㎏、１０㎏に代わったので、堅さがあります。
しかし、ダンパーに余裕があるようで、しっかりバネを制御している感じで、しっとりした堅さです。
大きなうねりがあるような場所でもばたばたした感じがなく、すーっと越えます。
荒れた路面でも、コツコツ感はありますが、暴れるようなことがまるでなく、好い感じ。
純正の５の足より堅いし、今までのオーリンズ＋SWIFTの足よりどちらかといえば突き上げ感があります。
乗り心地は以前のオーリンズの方がいいでしょう。

色々いじってみてます。
このセットの最強を経験してみました。フラットな部分を走っている分は別段大したことは無いんですが、でこぼこはボディーブローを食らった感じ、車の至る所が軋み、このままじゃバラバラになりそう。でも、スプリングが完璧にダンパーに負けている感じ。揺れ戻しがまるでありません。一発でパシッと収まります。

縮側１２段戻し、伸び側４段戻しが今の結論です。
縮側の値は堅さそのものって感じかなぁ。それに比べ伸び側の堅さは、比喩が適当か解らないが、ピントのような感じ。最強から最弱に行くに従い、ぼやっとした感じになる。最弱は確かに乗り心地は純正以上ですが、曖昧さも目立ちます。コリコリっとした新鮮さが無くなるので、このサスの好いところを全く使わない事になるので、少し残念。やっぱり、伸び側の味っていうか、良さって４つ戻さないと私には感じられません。
やっぱり、難しい、よく解らない。でも、こんなに楽しく悩んで遊べるってのも、好いなぁ。

さて、古いオーリンズですが、オーバーホールに行ったのですが、左のピロが悪いらしく、それ以外はまだ大丈夫らしい。ってことはピロを取り替えてしまえば異音は出ないと言うことらしい。
嫁に出すかなぁ。

そろばん道路になっている最近の雪道を久し振りに走ってみた。結構イケるじゃん。
わりとしっかりした足取りと乗り心地。やっぱ良い足。
でも、雪には合わないなぁ、エボ。本当は合うんだよな。

	オーリンズの車高調整式ショックアブソーバーをほぼ一万㎞ぐらいから使い始めて三万㎞ほどになるが、この間、二度のオーバーホールをしている。　またカタカタ音がし始めた。　やっぱりピロボールを使うものはこの程度の持ちなのかなぁ。
	思い切って新調。オーリンズFLAG-L 注文してから約１０日で到着。前後のショックとスプリング、それにピロアッパーの４箇の梱包で届いた。手前にあるのは底付き対策用のフロントドラシャ。この車高調は標準で40㎜車高ダウンだそうで、この数値では間違いなくフロントドライブシャフトの底付きが発生しそう。今頃取り替えるとは思わなかった。
	リヤ用を標準仕様で組んでみました。これで標準の-36㎜になるらしいが、仮組みの結果７５㎜も下がることに、この標準ってオーリンズの普通の車高調のことなのかも知れませんねぇ、ってそんなことはない。んじゃぁ、皆さんのノーマルの車高、低過ぎ。伸び側と縮側の両方に調整ができるってのが私に意味のあることなのか、はっきり言って、宝の持ち腐れって感じ。それにしても軽い。普通のオーリンズの７０％ぐらい？アルミダイキャストだもんね。
	フロント用を標準仕様で組んだ図。これは-40㎜になるらしいが、仮組みしてみたら-55㎜程になったので約15㎜上げて組むことに。まぁ、説明書にも参考値であり取附車両の装備にもよるって書いてあるけど、私が乗った時とそうでない時で、５㎜違わないのになぁ。こちらは標準的なオーリンズのとほぼ同じくらいの重さかなぁ。上の部分、ピロアッパーの仕組みがちょっと複雑になったていうか、直巻スプリングの転舵の時のスプリングとシートの摩擦を解消するように作られているのが売り。これが私の買いの部分です。

	恒例でありますが、ハブベアリングが逝かれてます。多分エボの持病でしょうね。ハブベアリングを外した図結構固着していて、CRCを噴きつつハンマーで叩いて抜く。五年の歳月が感じられるなぁ。
	新しいドライブシャフトを挿入した図。抜く時はバールでこじって、はめる時はプラハンマーで叩いて．．．.。かなり、えいやーって感じですね。
	ハブベアリングの使用前、使用後この前に取り替えた時もグリスをたっぷり塗ってあげたのにやっぱり錆び錆です。それにしても以前の倍の１２，８００円になっていた。三菱は古い車（まだ５年なのにね）の部品はやたらに値上げする傾向にあるってのは昔から変わっていない(・_・)
	短い方のが助手席側。対策品と長さの違いは判りませんでした。多分ジョイントのゴムブーツをばらして見ないと判らないのでしょう。助手席側だけしか変えてない人もいるらしいからねぇ。短いほうが縮むキャパが少ないのか？長くても短くても一本４８，０００円也。
	一般的には左コーナリングで最初にガリガリ言い始めますね。長い方が運転席側。これは対策品と長さが違います。
	でも、せいぜい５～７ミリ位の差しかない。こんな程度なんでしょうねぇ、なんかよく解りません。取り外した元のドラシャは某同居人の社長が競技車両用スペアとして使ってくれるとのこと。ダートラじゃ、こんな長さの違いは問題外だそうな。どっちにしてもガリガリ鳴くらしいし、捩れて破断が常識らしい、トホホ。
	フロント装着完了の図。タンクは見えませんね、奥ゆかしくて宜しい。
	リヤ装着完了の図。やけに足だけ光るなぁ、違和感。
	フロントのタイヤアーチ GLからフェンダー下端まで６６０ミリ純正から４０ミリダウン。ってことは以前のオーリンズに比べ１０ミリダウン。
	以前のオーリンズの高さ
	純正の高さ
	リヤのタイヤアーチ GLからフェンダー下端まで６４０ミリ純正から６０ミリダウン。ってことは以前のオーリンズに比べ１５ミリダウン。
	以前のオーリンズの高さ
	純正の高さ
	フロントピロアッパー以前のオーリンズより厚い。伸び側の調整用の六角レンチが付属。調整時のみ差し込む。
	リヤピロアッパーこれも以前のものより厚い。
	最低地上高はこんな感じ。推奨値ではこのクスコのロアーアームバーVer.1は取附不可。８０ミリを切ります。
	で、今の仕様でどの位の高さかと計ってみました。メジャーを１００ミリにセットしてロアーアームバーを通そうと試みましたが、わずかに通りません。