ローポジションレール取り付け

純正レカロSP-Jのシートポジションを約３センチ落とすことが出来るという謳い文句の製品である。 どんなからくりなのか解らないが、まぁ、純正のシート高さが気に入らないので少しでも下がれば好しとしようとの思いから、付けてみることに。
純正のシートを外す。 右前のボルトは袋ナットになっている。シートを最後部まで下げてボックスレンチで緩める。¢１４ミリ。
左前も同様。
右後ろは、カバーが付いている。 大きめのマイナスドラーバーであおって外せば見えてくる。 このカバーは金輪際使えないので乱暴に外しても問題はなし。
左後ろのボルトはコンソールボックスに隠れているので、外す。 ボックス内の長いネジを二本外し、あとは前方を勢いで上にあおれば、外れる。 インタークラーウォータースプレーのスイッチに来ているカプラーを外してからコンソールを外す。
運転席シートを外すと、こんな感じ。 寒冷地仕様だと、後ろの席への暖房用ダクトが見える。 シートベルト装着警告用のカプラーを外すのを忘れないように。
純正のシートレール。 なかなかメカニカルで、結構かさ上げされているのが解った。 それにしても重い。外に持ち出す時に腰に負担が来る。 右側のシートスライドのレバーから左のレールにワイヤーが繋がっていたりする。
８ミリの六角レンチで純正レールを外し、新しいレールを取り付ける。 �T型から�Y型までの汎用なので要らない穴が空いているが、迷うことなく取り付け完了。 既存の六角ボルトは二本剰る。 純正の半分以下の重さ。これは良いよ。
純正レールは、ちょうど、こんな部分がかさ上げされていることが解る。 どうして３センチ下がるかといえば、ローポジションレールはこのかさ上げされている部分が無いんだね。 ここが丁度３センチある。
純正シートレールは、シートスライドで弊害のない高さであろう最大公約数的なものなんだろうねぇ。 このローポジションスライドレールでシートを下げていくと、カーペットが破れることが判明。
まぁ、ここまで下げる人はいないと思うけど、一応、こんな弊害もあるってことも認識しよう。
たかが、３センチ。 されど、３センチ。 まるで違ったコックピットになる。 私は今まで、チルトステアリングを一番上のポジションでしか使ったことが無かったんだが、このシートレールだと、下げて使えるんだね。 これは良いでしょうφ(^o^)。 また、ガタなんかは皆無だから作りは良いよ。