HIDヘッドランプ装着

 納車時点からヘッドランプの暗さには辟易していたのですが、あまり乗らない車だし、ましてや夜なんか走らないから、ヘッドランプにお金を賭ける気にはならなかったのです。
 でも、暗さ加減が半端ではない事を夜に走って実感しました。実際、夜だと高速道路で、100q/hで走る気にはなりません。こんな車、売っていいんかいな。
 まぁ、そんなんで、HIDのランプに変更することになりました。
 実は、既設の反射鏡にHIDを入れるメニューも考えていたんですが(こちらの方が断然安いし顔も変わらない)、基本的にレンズカットが悪くて暗いのだから、これに明るいバルブを入れても基本的な解決にはならないと思ったために止めました。
 CIBIEのえぼ5&6用なんで、ボルトオンで装着出来るといううたい文句なのですが、こちらが改造車なので、まぁ、そう簡単にはいかないことは覚悟の上です。
これが、ユニット全体の絵です。
大した難しいことは無いと思います。

肝はバラストの設置場所をどうするかだと思うんですが、取説ではここいら辺も旨く設置できるようにうたってはいますが、なかなか一筋縄ではいきませんわ。
ユニット全体像
取説に「バンパーを外すと作業が楽です」とありますが、実際、バンパーを外さずに出来るのでしょうか?、無理でしょう。

久しぶりにバンパーを外してみましたが、いろいろな場所が老朽化してるのを確認出来ました。悲しい
バンパーを外しました
運転席側はノーマルなので、そのまま装着可能かと思っていました。 右側のライトを外したところ
助手席側はサクションパイプから、エアクリーナーボックス等で改造してあるので、ボルトオンは無理と考えてます。 左側のライトを外したところ
運転席側。
実は、これ取説にあるように装着出来たのですが、パズルです。旨く装着するには発想の転換が必要かと。でも、余裕がないなぁ。配線が圧迫されているのは、頂けませんねぇ。一応、これ以上圧迫されないように配慮しましたけど。
給水の時、バラストに水が掛からないように配慮が必要かと。これって設計が悪いって言いたいなぁ。
また、バルブ等の交換は全部ばらさないと不可能、やっぱり設計が悪いねぇ。
給水口に線が密着
狭いなぁ、バラスト
助手席側。
最初から取説の様には装着出来ないことは解っていたので、
では、どうしようかと考えた結果、バラストはエアクリボックス内に余裕で装着完了。両面テープで固定しました。

この絵ではよくわからないかも知れませんが、余裕です。
上から覗く
左バラスト、余裕で入ってるでしょ
リレーはエアクリボックスの外に装着。結構好い感じ。
ただ、エアクリ交換の時は、一緒に外さないとね。
リレーの設置状態
完成、
まだ、バンパーは戻してないんですが、かなり感じが変わっちゃいましたねぇ。

この銀色なのが売りです。
ライトの設置完成(バンパーは未だ外れてる)
拡大図
元のヘッドランプはこんな感じ。
点けた感じでは可否が解りませんが、レンズカットが悪く、上下の配光が旨くいってません。特にバルブの前にカバーがあって光が遮られています。
既存ヘッドランプ
LOWはHIDです。
こんな感じです。
ハイビームの中にポジションランプが入っちゃってますね。
lowビーム点灯状態
ハイビームを点灯。
かなり明るそうですねぇ。
ハイロー同時点灯状態
バンパーの補助燈を一緒に点けると....。 ハイロー+補助灯点灯状態
補助燈だけだと、...。
好い感じですね。
補助灯のみ点灯状態
 装着は(お盆の)15日の午後三時から五時頃までの二時間でしたが、へとへとに疲れていたにもかかわらず、よくこんな作業するよなぁ。と言いながらも俺も未だ体力あるかもね。

 それで、実際に夜に走った感じは、やっぱりすごく明るい。
 レンズカットがすばらしいですねぇ。
 こんなにくっきりのカットだと、ピッチングの度にカットが上下して、ちょっと慣れが必要かもしれません。
 左側通行圏のカットなので、逆側だと絶対不可です。

 高いですけど、それなりの結果が出ました。感謝です。

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