 社屋全景 |
実は、ＥＣＵの現車合わせセッテングをしてもらうことを前提に、色んな所をいじってきたつもりだけれど、時間が無いことと、今の状態でも別に調子が悪いわけでもないし、延び延びになってました。 最近のベスモのビデオで中谷選手が言ったことば「吸排気だけをいじった車は燃調がずれているからノーマルより遅くて当たり前」 これが気になってしょうがない。 それで急遽Ｇ／Ｆｏｒｃｅでお願いすることに．．．．。 私が数あるチューニングショップの中からＧ／Ｆｏｒｃｅを選んだのは、やっぱり日本一の４Ｇ６３のチューナーだろうと確信して止まないからです。４Ｇ６３以外でもロータリーからＧＴ－Ｒまで何でもできるんでしょうが、特にドラッグ競技でとんでもない成績を挙げているもので、４Ｇ６３に対するノウハウは相当のものでしょう。隣県にあるって事はさておきね（助かりますが）。また、エヴォ仲間の間でもとても評判が良いし、信じて良いだろうってことでした。そうでもなかったら、いきなり車を預けてくるなんてできませんよ。 巷ではＥＣＵの吊しのもの（現車合わせではない）が３万円代～１２万円代位まであります。 また、現車合わせでも１５万円～２０万円位まで存在するようですが、多分、値段に比例して高性能なんて事もないような気がします。 本日、田澤社長とお会いしてお話を伺った限りでは、とても気さくな方ですが、それ以上にとても頭の良い方だと直感しました。理論に裏打ちされたチューニングをされているのでしょう。そうでなかったら、ドラッグレースで日本一になれませんよね。 私のエヴォは吸排気系は一通りやってあるわけですが、社長曰く、ＡｉｒＦｉｌｔｅｒの変更が一番燃調を狂わせるそうです。だからやっぱり現車合わせじゃないとねぇ。 また、ノーマルＥＣＵの特性と燃料ポンプの性能に言及されてましたが、ノーマルの燃料ポンプは確かに極限性能が弱いけれども、その性能を補うような濃いめのマップになっていて、ちゃんとその辺を補っているとてもかしこいものだそうな。うう、すごいなぁ。 だから、私のような燃料ポンプを交換してしまっている場合は高回転では燃調マップ通りの濃く「遅い」車になっているってのは本当だと。とほほ また、ＨＫＳのＦ－ＣＯＮ－ＶproやａｐｅｘのＰＯＷＥＲ－ＦＣなどの外付けフルコンとノーマルＥＣＵの違いの説明をしていただいたのですが、ある程度以上のことをするのであれば即外付けフルコンですが、そうでなければノーマルＥＣＵの高性能を訴えていました。どんな気象条件でも必要充分なＰＯＷＥＲを出せるようにメーカーが充分時間を掛けて開発したものに敵わないそうです。だから、私のような気持ちいい仕様にするくらいなら、勿論ノーマルの書き換えでＯＫだとか。（普通高いものを押しつけそうだけどね） 商売ッけが全くないんですよ、この人。 従業員の金沢さんと藤島さんも外観に似合わず（失礼）とっても聡明な方達ですねぇ。ちゃんと挨拶が出来るって、当たり前だけどとても大事なことですわ。休みが全く取れない位働きづめみたいだけど身体大丈夫かしらねぇ。 さて、一週間後の七月六日（土）JR東日本のカモシカ一号に乗って青森まで我がエヴォ君を取りに行ってきました。 やはり、期待と不安が入り乱れてちょっと興奮気味でした。Ｇ／Ｆｏｒｃｅに到着し垣間見る我がエヴォを一週間ぶりとはいえ妙に懐かしい気がしてしまいました。 まだ、午後一時を廻っていないお昼休みの時間にお尋ねしてしまってちょっと申し訳なく思っていますが、それよりもどんな風に変化したのか早く感じたかったんですね。 入って開口一番「どんなもんですか？」 社長曰く、「未だちょっと．．．．．」 そうです、最後の調整が未だ終わってなかったみたいなんです。それから再度ＥＣＵを外して書き込んで、再度走って調整してくれてました。下回りから異音がするって事も心配されていましたが、これは以前からの懸案事項で触媒のフランジ部分がボディーに近くてたまに干渉するんで心配無いことを告げてＯＫを出してくれました。 チューニング代を支払って、諸注意をレクチャーされました。 ＥＶCの設定をＬｏｗで0.9ｋｇｆ／㎝２、Highで1.35ｋｇｆ／㎝２にしてあることだが、ＥＣＵでブーストリミッタを1.5ｋｇｆ／㎝２にしたので、常用はこれ以下で使ってくれとのこと。これ、常用でＬｏｗを1.1ｋｇｆでもいいかもってことでした。また、乗っていて不満があったら、ＥＣＵだけ送ってくれたら書き換えることが出来るぐらい情報は取り込んだから、いつでも送ってくれとのこと。いずれ頼もしい。 かなりの距離を走ったみたいです、トリップが積算されていました。 さてさて、前置きが長くなってしまいましたが、どんな風に変化したかって？ ２，０００回転以下は殆ど変わらず。ってのは殆どブーストがかかっていない領域ですからね。 ２，０００回転を超えたあたりからトルクが沸いてくる感じで、３，０００回転以上だととても車体が軽くなった気がします。殆どアクセルを開けてないのにどんどん走ります。これは燃費がよさそう。 残念ながら帰路はヘビーウエットな状態でしたので未だ完全には踏んでいませんので、リミット回転数あたりの変化が未確認です。いずれとても軽く回ります。 例えば高速のサービスエリヤからの合流で４速で入ってくる場合など、以前はブーストが一呼吸おいてかかっていたものが、いきなりフルブーストになりました。速いです。 アイドリング付近のトルク感が薄れた感じがします。これは上が厚くなった分、相対的にそう感ずるのかと思われます。 多分今回のＥＣＵの書き換えの最たる変化は高回転時の未消化感の減少だろうと思われますので、後日ブン回して見たときに更なるレポートをしたいと思います。 ようやく車に乗れる状態になりましたので、早速色々な走り方で確認してみました。それでも体感ですからかなりファジーなＲｅｐｏｒｔになるのはご勘弁を。 以前のＲｅｐｏｒｔでは下のトルクが出始めるのは２，０００回転を超えたあたりと書きましたが、１，５００回転でも充分に軽くなってます。アクセルの踏み代がとても少なくても走るって事はやっぱりそれだけpowerが上がってる証拠でしょう。 リミット付近まで回した感じもとても軽く回りますが、そこら辺のエンジンの音が乾いた感じの物に変わってしまっている事は特質ものでしょうねぇ。やっぱりまえは燃調が濃かったんでしょう。でも、３ｔｈで７，０００ｒｐｍまで回したら、１３０㎞／ｈを超えますから、郊外路で空いたところでないとなかなかできませんが、リミッターが無いぞ～。８，０００ｒｐｍまで回ってしまった。 ブローオフの音が聞こえなくなったんですが、これは強化した結果なのでしょう。 LowBoost時は0.9ｋｇｆに、HighBost時は1.35ｋｇｆ／㎝２にEVCをセットしてありますが、オーバーシュートして各々1.1ｋｇｆと1.5ｋｇｆ／㎝２まで上がります。ゲイン調整してオーバーシュートをどうにかしなきゃねぇ。 でも、1.5ｋｇｆ／㎝２まで上がるとやっぱり速さは格別ですわ。LowBoostでも充分に速いんですが、これを体感してしまうと、妙に物足りなく感じてしまいます。これが怖いところで、このPowerに物足りなさを感じ始めるのも時間の問題かもね。 |
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 我がエヴォ |
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 チタンマフラーがさりげなく |
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 垂涎のパーツが．．．。 |
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 ドラッグレースのトロフィー |
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 付けてみたいよねぇ |
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 ＰＯＷＥＲ－ＦＣ |
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 Ｖ－ＰＲＯ |
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 新しいデモカーが埃をかぶって．．． |
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