バックモニター（お遊び？）

最近の車にはナビが当たり前のように装着されていて、その副産物としてバックモニターが付けられていることが多くなったようだ。特にワンボックスカーのリヤアンダーミラーに変わるものとしてはとてもスマートでよろしいかと思われる。 　高級セダン（セルシオやシーマ等）にも装着が確認されているが、果たして効果は如何に？ 　そして、低級セダンはどんなもんだろ？
パナソニックTW-CC200BAという製品。 これが今あるバックモニターでは最強らしい。 画角が上下９３度、左右１１７度、最低照度５LX、 　だが結構高い。 通常販売価格は３万円台後半、ネットオークション関係で32000円がほぼ最安値。 　　26000円で手に入ったから良し良し。
ナンバープレートの上、ちょうどナンバー燈の真ん中に取り付けた。本当は本体が全く見えないのが理想なんだけれども、カメラに映る必要な範囲を吟味すると、このくらいの出っ張りになってしまった。まぁボディーの色とほぼ同じだから違和感は無いだろう。 　上下の画角が９０度を超えているので、真下から水平迄見えるようにしないとこの性能を使い切ることが出来てないことになる。 　この角度は取り付けステーでの限界。
両面テープで貼っているのだけれど、最近のはとても強力で、剥がそうにもなかなか剥がせなくて、ボディーの塗料が取れてくる程のものである。 　配線の処理が一番の問題。右側の反射鏡（ｅｖｏ５のGSRにしか無い）の上部から取り込んだ。 実は取り付けにはかなり悩んだというか、手間がかかっている。１０�oのアクリル板をテーパーを付けて削り、取り付けステーをかさ上げをしながら角度を付けている。また、ボディーと共締めにボルトで留めてある。
トランク内の配線がごちゃごちゃ。タワーバーにタイラップで繋いでしまっているが、まぁ好しとしよう。 　配線そのものはいたって簡単。とはいえ、パイオニヤの製品にパナソニックの製品を繋ぐのだから、異種間格闘技状態ではある。取説も自前の製品に繋ぐことを優先に書いてあるしね。 　ギヤをリバースに入れた時に１２ｖが検知できる信号と、スモールランプ等が点灯したことを検知する信号、あとはACCの位置で電源が入ることとアース線。 　既にナビの配線としてこれらの信号は側まで来ているんだけれど、これに便乗していいのはリバース信号だけらしい。本来の電源は元の所にヒューズが入っていて、それより上（電源の元）でないとやばい。結局助手席足下から改めて配線した、とほほ。 　ここでちょっとひと工夫。 　リバースシフトした時に初めてカメラに電源が入るようなんだが、ちょっと（１秒程）タイムラグがある。頻繁にシフトする時なんかではちょっと気になる。そこで、リバースシフトに関係なく、カメラの電源を入れてしまえるスイッチを付けた。これをオンにすればタイムラグも気にならないし、普通に走りながらでも後ろの様子が映せる（意味は無いが）。
調整前のモニターの絵。 ５ｍ位までしか見えないし、必要のないナンバープレートが見えてたりしている。 　やっぱり無限遠まで見えないと宝の持ち腐れか。 　かといって、バンパーの先端は見えていないと具合悪い。
調整後のモニターの絵。 基本的にはカメラの角度は４５゜だ。 無限遠迄見えているが、遠くに行くほど絵が小さい。 黒いキャップが見える限界位置だが．．．．。
外で見るとこんな感じ。 ここまで下がられれば良しとしよう。